アメリカ ビザ 手数料 2025|Visa Integrity Feeとは?カナダ永住者に影響拡大

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こんにちは、けび子( @musclelog.ca)です。

アメリカへ渡航する一部のカナダ在住者にとって、国境を越えるのがさらに高くつくようになりました。

米国政府は新しい「ビザ誠実性手数料(Visa Integrity Fee)」を導入し、すでに一部の旅行者に適用されています。

目次

どんな手数料なの?

2025年10月1日から、アメリカの『非移民ビザ(non-immigrant visa)』を申請する人は、既存の申請料(US$185=約26,000円)に加えて、『US$250(約35,000円)』を追加で支払うことになります。

つまり、合計でおよそUS$435(約61,000円)に。

家族4人なら、ビザ費用だけで24万円以上になる計算です。

この変更は「One Big Beautiful Bill Act」という法案に基づくもので、アメリカ政府はこの手数料を「ビザの不正滞在防止」と「ルール遵守の促進」のためだと説明しています。

理論上は、滞在期限を守った人には返金の可能性があるそうですが、かなり条件が厳しいようです。

誰が対象?

すべてのカナダ在住者が対象になるわけではありません。

  • カナダ国籍の人:観光・買い物・短期出張などの目的で渡米する場合、そもそもビザ不要なので影響なし。
  • カナダ永住者(Permanent Residents):アメリカ入国時にビザが必要なため、この新手数料の対象になります。
  • 婚約者ビザ・家族移民・就労・外交など特別カテゴリーのビザ申請者も追加費用が発生。
アテシ

一旦、ウチら夫夫は対象外みたいです。

返金はあるの?

理論上は可能ですが、ビザ期限の5日以内に出国し、滞在延長やステータス変更をしていない場合に限られます。

多くのビザは最長10年間有効なので、実際に返金を受けられる人はごくわずか。

米議会予算局(CBO)は、この手数料によって今後10年間で約289億ドルの収益が見込まれるとしています。

カナダからの旅行者が知っておくべきこと

カナダ国籍での短期旅行なら、この新ルールの影響はほぼありません。

ただし、永住権保持者アメリカの就労・留学・家族ビザを申請予定の方は、『追加のCA$350(約3.5万円)』を覚悟しておく必要があります。

さらに、2025年8月のカナダ政府の米国渡航勧告では、アメリカ入国時の審査がこれまで以上に厳格化されている点も注意が必要です。

スマートフォンなどの電子機器チェック、カナダとの結びつきの証明要求、場合によっては拘留の可能性もあるとのこと。

また、30日を超える滞在は事前登録制になり、主要入国港では生体認証チェックも義務化されています。

日本からの旅行者は?

日本からアメリカに渡航する日本人には基本的に当てはまりません。

ただし、日本は ビザ免除プログラム(Visa Waiver Program / ESTA制度) の対象国なので、
観光・商用などの短期滞在(90日以内)であれば、ビザを申請する必要がありません

したがって:

  • 日本国籍でESTAを利用して渡米する場合 → 手数料は発生しません。
  • アメリカの長期滞在ビザ(例:留学・就労・婚約者ビザなど)を申請する場合 → この新しいUS$250の手数料が適用されます。

まとめ

渡航者のタイプ対象になる?補足
🇯🇵 日本人(ESTAで観光・出張)❌ なしESTAの申請料(US$21)のみ
🇯🇵 日本人(学生・就労・婚約者ビザ)✅ あり既存のビザ申請料+US$250
🇨🇦 カナダ国籍の人❌ なし短期旅行・出張ならビザ不要
🇨🇦 カナダ永住者(他国籍)✅ ありほぼ全員ビザが必要

カナダの永住者で国籍がカナダ・アメリカ以外の人たちに大金を課す意図。

アメリカに隣接していて他民族が共存しているカナダ。

そこから、アメリカへ入ってくる悪い人たちをシャットアウトする意図だと思います。

アテシ

意図は理解出来るけど、実際にそんな人たちがどれだけいたのか不明なだけに正当な対応なのか疑問が残ります。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • すごいことになってきましたね。
    僕は以前、大学院を卒業した後に特殊技能ビザである H-1B ビザで就職し、その後に永住権へ切り替えました。ところが先月から、この H-1B の申請料がなんと $100,000(約1,500万円)に跳ね上がったと聞いて、思わず目を疑いました。

    この費用はスポンサー企業が負担しなければならないため、もし当時この金額だったとしたら、きっと僕の就職先はスポンサーになってくれなかっただろうと思います。不正な低賃金労働者の流入を防ぐための措置なのかもしれませんが、それにしても驚くべき変化ですね。

    • JapanSFOさん、こんにちは〜❣️
      コメントいつも感謝しています🫶

      自分もH1-Bでアメリカで仕事していたので今回の値段を見て吃驚。
      当時にこんな金額請求されたらスポンサーしてもらえなかったと思いますね。
      このカテゴリーに関してだけ言うなら、これだけ払う価値のある人材だけという解釈は成り立つのですが、これの金額に見合う賃金を払うとなると現地の人たちとのバランスも取れなくなる可能性もありますよね。結局は意味のないビザクラスになりそうで影の意図がありそうで腑に落ちない部分あります。(勘ぐり始めたらキリないですが・・・)

  • VISAの申請料も上がったし、ESTAの申請料も倍くらいになりましたよね。

    政権が変わっても下がらない気がします。

    • Giroさん、こんにちは〜❣️
      今日もコメント有難うございます🙇

      そりゃお金儲けていたら下げないですよ。
      投票稼ぎとかに繋がらない限り。
      本当に行きたくない国になりました。

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