メトロもバスも止まる街で、歩くしかない現実

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こんにちは、けび子( @musclelog.ca)です。

モントリオールの交通トラブルですが、まだ終わらないみたいですね。

STM(モントリオール交通局)の労働組合が11月15日(土)と16日(日)にまた全面ストを予定しています。

もし労働関係委員会(Labour Relations Board)が「最低限の運行義務」を課さなければ、バスもメトロ1もゼロ運行

つまり、島中でまた2日間まるっと交通が止まる可能性。


実は、先日の11月1日の29時間ストでも、モントリオールは完全にマヒ状態だったんです。

ウチの会社も特別でタクシー代を負担する事にしたり、近所のホテルの部屋を取ったりして対応したくらい。

今回が実現したら、今月2回目・3回目の全面停止ですよ。

しかも今も整備作業員(2,400人)による別ストが続いていて、すでに運行は制限モードなのに。


今の状況をざっくり言うと:

  • バスとメトロは朝と夕方のラッシュ時間のみ運行
  • 夜間は深夜1時15分ごろまで限定的運転
  • Transport adapté(福祉交通)だけは通常運行
  • Google MapsやTransitアプリの時刻はほぼあてにならない(STM公式サイトが唯一の頼み)

で、気になるストの理由。

どうも、単なる「給料上げてくれ」だけじゃないみたいなんです。

CTVの報道によると、「労働環境の悪化」や「人員不足による過労」が根底にあるらしい。

運転士や駅員たちは、休日出勤やシフトの不安定さに加えて、安全確保の責任まで押し付けられてる状況。

「給料より、これ以上壊れたシステムで働きたくない」という声が出てるのも納得。


そうとは言え、利用者側からすれば正直つらいですよね。

11月もモントリオールはイベントだらけだし。

Habs(カナディアンズ)の試合、ポール・マッカートニーのコンサート(11月17日・18日)、サンタパレード、本のフェアまで、どれも交通の制限時間外にぶつかる。

モントリオール市内から車を無くそうとか言って、自転車道路を増やして駐車場を減らし、そのせいで車が走行出来る車線も少なくなっているだけに、車で移動使用すると混雑されるのも目に見えて予測できる範囲。

本当に、週末にメトロ止まるって、まじで笑えないって。


🧾つまり:

  • 11月15〜16日は再び交通ストの可能性
  • 現在も整備員のストでサービスは制限中
  • 背景には賃金だけでなく職場環境への不満
  • 市民は“我慢と工夫”の生活を強いられる

公共交通って「みんなの足」なのに、いまは完全に誰の足も止めてる状態といっても過言じゃないと思います。

自分は郊外に住んでるから直接の影響は少ないけど、モントリオール市内に住んでる人たちは本当に大変だと思います。

生活の自由度が一気に下がっている感じします。

労働者側の「働く環境を改善して欲しい」という気持ちは理解できるんですけどね。

でも、生活の足が止まるたびに一番の被害を受けるのはやっぱり市民ですよね。

寒くなる季節、通勤も外出もストで止まるなんて、想像するだけでぞっとする。

早く落としどころを見つけて、せめて“動ける週末”が戻ってきますように。


👉 元にした記事はこちらから(英語)

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  1. メトロ(Metro) : 地下鉄のこと ↩︎
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