ロバーツとアリルトも沈黙。同性婚の権利はまだここにある。

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こんにちは、けび子( @musclelog.ca)です。

先週末からずっと気になっていたニュースが出てきました。

アメリカ最高裁が、同性婚を合法化した2015年の Obergefell v. Hodges 判決を覆すよう求めた訴えを棄却したんです👏

つまり、同性婚の権利は引き続き守られるということになります。

アテシ

ひとまず、救われた感じです。

今回の訴えを起こしていたのは、ケンタッキー州の元裁判所職員 Kim Davis。

覚えている人いるかも。

彼女は信仰を理由に同性カップルへの結婚許可証の発行を拒み、最終的には法廷侮辱罪で収監されたあの人です。

その後も「この判決自体を取り消してほしい」と訴え続けていたんです。

でも、最高裁は今回、コメントも出さずに訴えを静かに棄却。

その沈黙こそが、この時代に必要だったメッセージなのかもですね。


正直、今回の判決には驚いた。

っていうのも、以前アテシが書いた記事にも書いたけど、2015年の判決に対して強く反対意見を述べていた4人の判事の内3人が健在だから。

👉 その投稿はこちらから|米最高裁での争い – Kevin’s Blog Journal

それが:

  • John Roberts 判事
  • Antonin Scalia 判事(当時)
  • Clarence Thomas 判事
  • Samuel Alito 判事

2015年の判決から、2015年の判決に対してプロセスや婚姻定義、宗教の自由について厳しい反対意見を述べていたんです。

それだけに、今回この同じ最高裁の構成で「訴えを取り上げない」という選択をしたというのは、個人的にはかなり意外でびっくり。

まるで「これ以上は後戻りしない」という静かな意思表示のようにも感じる。


とはいえ、ここに至るまでの道のりは決して安心できるものではなかった。

Roe v. Wade1 が覆されたとき、多くの人が「次は同性婚が狙われる」と口をそろえてたんです。

私もその一人だったし。

アメリカの司法が、また“人の権利”を交渉材料にするんじゃないかと、心配していたんです。

だから、今回の棄却を知って、最初に出た言葉はこれだ。

「よかった。本当に、よかった。」


権利は一度得ても、油断すれば簡単に奪われる。

だからこそ、今回の“何もしなかった”判断に意味がある。

静かに、でも確かに、人の尊厳を守った日だったと思う。

👉 元にした記事はこちらから。| CTV News (英語)

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  1. アメリカで中絶が合法化された判決 ↩︎
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