【外食日誌】都心で出会う高知の味。新宿野村ビル「祢保希」で上質な土佐会席と夜景を堪能

東京出張中、お仕事の会食で訪れた土佐料理 祢保希（ねぼけ） 新宿野村ビル店。

ビルの49階にある店内は大きな窓から夜景が広がり、まるで東京を見下ろす展望台のよう。

静かな照明と木の温もりが心地よく、落ち着いた雰囲気の中でいただく土佐の味は格別でした。

祢保希会席コース

今回いただいたのは、旬の食材を贅沢に盛り込んだ「祢保希会席コース」。

一皿ずつに丁寧な仕事が感じられて、まさに“和食の粋”という感じでした。

鰹のたたき

やっぱり土佐といえば鰹。

目の前で炭火でさっと炙られた表面が香ばしく、噛むほどに旨味が広がります。

薬味とポン酢のバランスも絶妙で、箸が止まらない一品。

お造り

鯛や鰤など、新鮮な魚が輝くように盛られていました。

脂ののりもほどよく、口に入れた瞬間とろけるよう。

器の柄も美しく、見た目にも楽しいお皿です。

和牛ロースト

しっとりと火を通した土佐和牛。

すごく柔らかい！

噛むたびに旨味が広がり、添えられた野菜との相性も抜群。

味の重なり方が繊細で、これぞ会席料理の真骨頂。

鱧と春菊の天婦羅

衣は驚くほど軽く、サクッと音がするほど。

鱧の柔らかさと春菊の香りが口の中でふわっと広がります。

塩でいただくと、素材の甘みがより際立ちます。

海外で天ぷらなのかフライ物なのか分からない料理を食べていると感動の瞬間でした。

焼き鯖棒寿司

これは最高品でした❣️

炙りの香りがたまらない一本。

脂ののった鯖と軽く焼いたシャリの酸味が絶妙に調和していて、コースの締めにぴったり。

さつま芋プリン

やさしい甘さで心がほどけるようなデザート。

甘過ぎない上品な甘さ。

日本のデザート大好きです。

上に乗った花びらが可憐で、最後まで丁寧さを感じました。

温かいお茶とともに、穏やかな余韻に包まれます。

さいごの一言

窓の外に広がる夜景を眺めながら、土佐の味を堪能できる贅沢なひととき。

お値段は少し張りますが、特別な会食やご褒美ディナーにぴったり。

東京の真ん中で、四国の風を感じる——そんな上質な時間を過ごせました。

レストラン

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