アメリカよ、カナダ人を怒らせた代償は観光5.7Bドルです

2025年ももう直ぐ終わり。

今年も本当に色々と騒がしいニュースばかりだった北米。

個人的にざまーみろって感じのニュースを読んだのでサラッと話してみたいと思います。

✈️ アメリカ行きの航空客が9カ月連続で減少…そりゃそうでしょ、って話

カナダからアメリカへの航空旅客数が、9カ月連続で減少しているそうなんです。

カナダ統計局の最新データでは、今年10月の全体の航空旅客数そのものは前年同月比で4.5％増えて約500万人。

でも、アメリカ行きだけは8.9％減の120万人。

原因は言わずと知れたオレンジ色の方の発言。

例の「カナダを51番目の州にする」とか「軍事力は使わん、経済力で取る」とか、聞いてるこっちが恥ずかしくなる妄言の数々。

あれがほぼ1年続いてるわけで、そりゃカナダ人も行きたくなりますよ。

アメリカはカナダ製品に関税を連発。

スチール50％、銅50％、アルミ50％、木材45％、その他25％…。

旅行どころか、家計も企業も全部巻き込まれる戦争状態。

その影響で、U.S. Travel Associationは、今年のアメリカの国際観光収入が32億ドル（約5.7B USD）減少すると見込んでいるらしんです。

しかも「主な理由はカナダ人のボイコット」と言い切ってるんです。

その反面、カナダ国内の旅行は絶好調。

10月だけで国内線が8.5％増の240万人。

夏の旅行収益は記録的だったらしく、ほぼ60Bの観光収益が発生したんだとか。

Destination Canadaの話だと、今年の伸びは「カナダ人が国内旅行に切り替えたのが大きい」らしい。

さらにIpsos調査では、『72％のカナダ人が 51番目発言がむしろカナダのプライドを強めた』と言ってる。

それは確かに皮肉な話だけど、同時にめっちゃ分かる。

🇯🇵 日本の政治家も似たようなこと言ってなかった

アテシが覚えてるかぎり、日本の某首相（伏せるけど誰かすぐ分かるあの人ね）が言ってなかった？

「大衆はバカじゃない」

「世界は見ている」

政治家って、国民の我慢強さを過信しすぎて、自分がコントロールできると思っちゃう病気にでも罹ってるんじゃないのって思う時ある。

お隣の大陸も同じだけど・・・

カナダも日本もそこらへん構造は似てる。

市民はちゃんと見てるし、黙っているからって怒っていないわけじゃない。

🧳 アテシ自身も、もうアメリカ行きは極力避けてる

正直な話、アテシもアメリカ行くの、ほぼ拒否状態だよ。

義弟くんと甥っ子くんがアメリカに住んでるから、年に数回は顔を見せに行くけど、毎回めちゃくちゃ緊張するし。

だって、わからんやん。

アジア系で、しかも同性婚で、アクセントもあって、国境でのあの独特の空気感。

Due Processがない国とか、何が合法で違法なのか分からないんだよ⁉️

どこのタイミングでICEに連れて行かれるのか、冗談抜きで分からんって。

そんな場所に好き好んで旅行に行く気にはならないから。

カナダ人の多くも似た感覚なんだと思う。

国内旅行に切り替えた方が精神衛生にも良いし、景色も自然も素晴らしいし、お金だって国内で回るし、控えめに言ってメリットしかない。

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👉 今日の投稿はこちらの記事を基に書いています。｜　Global News （英語）