モントリオールでとんでもないニュース。
アメリカ・ニュージャージーから旅行に来ていたビクトリアさんと婚約者が、滞在先のアパートメントホテル Sonder から「破産による強制退去」を言い渡されたそうです。
彼女たちはマリオット経由で宿泊を予約していて、現地でのんびりしていたら、他の宿泊客から突然「ここ破産したらしいよ」と聞かされたそうなんです。
慌ててメールを確認したら、マリオットからは「今すぐ退去」、Sonderからは「翌朝9時までに出て」と書かれた通知を受け取ったんだそうです。
ホテルのスタッフも「今知ったんです、全員レイオフです」と言うしかなかったとか。
Sonderは2012年にモントリオールで設立された企業で、のちにアメリカに拠点を移した経緯のあるホテル。
2024年にはマリオットと長期契約を結び、華々しく「新しい形のホテルステイ」と宣伝していたけれど、今週ついに資金難とシステム統合の失敗で清算することに。
CTVの報道によると、マリオットは「Sonderの契約不履行により提携を打ち切った」とのこと。
でも実際は、現場のゲストが真冬のモントリオールで荷物抱えて放り出したのはマリオットに変わり無い。
マリオットの声明では「お客様のサポートを最優先に」と言っているけど、正直、いつものテンプレート謝罪に聞こえてしまいます。
だってね、アテシ自身もマリオットには何度も失望していますしね。
以前のブログにも書いたけど、[👉 ホテルのロイヤリティー買える頃になった様です。]
「東京のマリオットは最高だったのに、カナダでは最悪に近い。」
「駐車代込みのプランで予約しても、実際には外の駐車場に別料金で停めさせられた。」
「スタッフに伝えても無視。」
あのときの結論はこうだった。
“気分を害してまでロイヤリティー保つ必要ない。”
そして、決定打になったのがあの悪夢。
ローレンシャンの『Le Westin Tremblant』での宿泊。[👉 休養しにローレンシャン高原へ・・・KO x3でした。]
キングベッド予約→クイーンベッド提供、キッチンは汚れ放題、階下のDJが夜中まで爆音。
最後は「レイトチェックアウト不可」。
怒りで送った苦情メールへの返答は、[👉 Bonvoyから苦情の回答が来ました。]
「善意のジェスチャーとして5,000ポイント差し上げます。」
……って。
いや、善意のジェスチャーで泊まれる部屋なんて無いんですけど。
だから今回のSonder破産ニュースを見て、「やっぱりね」と思ってしまった。
企業としての規模は大きいのに、現場レベルではゲストへの配慮も現実感も無い。
マリオットは世界的ブランドだけど、少なくとも北米では「どこまで客を舐めてもリピートしてくれるか実験中」って印象のまま変わらない。
今回の件、被害を受けた旅行者の中には「マリオットブランドなら安心だと思ったのに」と語る人もいた様です。
その言葉に激しく同感。
信頼って、ブランド名じゃなく、扱われ方で築かれるもの。
アテシはもう、“善意のジェスチャー”よりも誠実な対応がほしい。
👉 今日の投稿はこちらの記事を参考にしています。 | CTV News (英語)





コメント
コメント一覧 (2件)
ホテルのステイタスポイントは貯めてないけど、某予約サイトのグレードで十分な感じですよ。
Bonito fin de semana!
Giroさん、こんにちは〜❣️
今週も有難うございました🫶
某予約サイトアテシも使い始めました。
ロイヤリティ関係なく安く評価の良いところで😉
Bon weekend〜👍