ケベック州の問題ばかりが題材となっているこのブログ・・・汗
今日もまた恐ろしいニュースを見てしまったのでご紹介です。
モントリオールの小児病院が、「緊急でない限り、子どもをER(救急外来)に連れて来ないでほしい」と保護者に呼びかけているってニュースです。
ウイルスや呼吸器感染症の増加が大きな原因で、救急外来が深刻な過密状態に陥っているそうです。
モントリオール小児病院、サント・ジュスティーヌ病院ともに、ERの稼働率は100%を大きく超えている状態。
時期によっては130〜147%にまで達しているというじゃないですか。
でも、来院者の約40%が軽症であるという事実はちょっと気になります。
病院側は、命に関わらない症状の場合は:
- 811(Info-Santé)への電話相談
- ウォークイン・クリニック
- 薬剤師への相談
といった代替手段の利用を勧めています。
もちろん、本当に必要な子どもが診察を拒否されることはないと公表しています。
ただし、重症度によって優先順位がつけられ、軽症の場合は長時間の待機が避けられない事は留意して欲しいとも言っています。
ERに行くべきケースとしては、乳児の発熱、呼吸困難、意識障害、脱水、頭部外傷、骨折の疑いなどが挙げられています。
ここで、どうしても引っかかることが。。。
カナダはG7の一員で、医療は公的保険でカバーされている「先進国」。
それでも、子どもを救急に連れて行くかどうかを、親が一度立ち止まって考えなければならないこの現実。
これは医療従事者の問題じゃないですよね。
現場はすでに限界を超えているんだし。
問題は、人手も病床も予算も足りないまま、「無料医療」という看板だけが維持されている構造じゃないかと。
税金は確実に払っている。
それなのに、いざという時に迷いが生じる医療体制ってどうよ。
もう限界なんだと思うんですよ。
今のシステムを維持するのって。。。
👉 今日のブログはこちらの記事を基にしています|CTV News





コメント
コメント一覧 (2件)
先進国よね?
安全と教育と医療に安心感ないと納税者は納得できませんよね。
Giroさん、こんにちは〜❣️
今日もコメント有難うございます。
先進国ですよね・・・?
疑いたくなる時あります。
仰る通り!
安全・教育・医療
3台柱ですよね。