昨日送った苦情メールの返事、今朝さっそく届きました。
送り主はホテルの親会社『Bonvoy』さん。
で、内容はというと……はい、テンプレートです。
ご滞在中にご不便をおかけして申し訳ございません。1回限りの善意のジェスチャーとして、5,000ポイントをMarriott Bonvoy®アカウントに入金するよう依頼しました。Marriott Bonvoy®ポイントは最大2営業日で受け取ることができます。ご不便を補うことはできませんが、これらの点が、お客様が私たちに期待する優れたサービスを提供する別の機会を私たちに与えてくれることを願っています。
「善意のジェスチャー」って、肩ポンってされて終わりみたいな言い回しよね。
5,000ポイントの正体
さて、このオファーされた5,000ポイントですが、いったいどれくらいの価値があるか?
ちょっと気になって調べてみました。
まず今回の滞在で実際にもらえたのは……なんと618ポイント。

ちょっと待ったぁ〜💢
少なっ!と思って再度メール。
だって計算するとこうなんです:
- Bonvoyは USD1.00=10ポイント が基本。
- ゴールド会員は25%増し。
- 今回のお会計は約371ドル。
つまり少なくても 4,600ポイントくらい もらえないと合わない計算。
Eliteポイントもゼロ。計算機壊れてるんかBonvoy。
ポイントの価値=トイレの前後?
さらに笑えるのが、ポイントって「もらうときの価値」と「使うときの価値」が全然違う。
稼ぐときは「USD1.00=10ポイント!」って明確なのに、使うときはホテル側の気分次第。



トイレに入った時と出た時じゃ人の気分は違うって感じですかね〜
来週モントリオール市内のホテルで試しにシミュレーションしてみたら…
ホテル名 | 必要なポイント | 現金価格 | $/ポイント |
W HOTEL | 76,000 | USD 429 | 0.0056 |
LE SHERATON | 47,000 | USD 225 | 0.0048 |
WESTIN | 66,000 | USD 254 | 0.0038 |
MOXY | 42,000 | USD 247 | 0.0043 |
RITZ-CARLTON | 107,000 | USD 705 | 0.0066 |
はい、見事に 1ポイント=1セントにも満たない価値。
稼ぐのに10セントかけて、使うときは0.3〜0.6セント換算。差が酷すぎて笑うしかない。
「善意」のまとめ
つまり、ホテル側は「500ドル使ったらこれくらい貯まるはずのポイント」を“タダでくれてやるから、これで水に流せ”ってスタンス。
でもねぇ…正直、そんな「使えないポイント」よりも、
- 無料宿泊券
- もしくは今回の宿泊費の一部返金
このほうがずっと誠意あると思うのよ。


おまけ (2025.9追記)
ちなみに今回の618ポイント、なぜかAir Canadaのマイルとしても同じ数が入ってました。
アテシが選択した、BonvoyとAir Canadaの提携オファーらしいけど……。
いやいや、それでも全然足りてませんから💢
コメント
コメント一覧 (2件)
もう会員である必要も特にない気がしますね。文句あるならリッツに泊まれって感じなんでしょうか。
特にこだわりのない私達夫夫はBooking.comでランクアップを目指しています(笑)
Giroさん、こんにちは〜❣️
今日もコメント有難うございます🙏
会員である必要本当に感じません。
スペインのMelia系列は良かったんですよね〜
ヨーロッパのホテル系列にしようっかなぁ〜なんて漠然とですが考えています。