こんにちは、けび子(
@musclelog.ca)です。
ウチら夫夫の住むケベック州もインフレで物価が随分と高くなっています。
そんな中で消費者をイラつかせるのがこの『SHRINKFLATION』です。
SHRINK (収縮)とINFLATION (インフレ)を合わせた造語。
SHRINKFLATIONは、値段は変わらないけど、サイズが小さくなっていたり(最悪の場合は値段も上がっている)、今まで6個入りでのパック販売が4個入りに変わっていたりすることを指しています。
これのお陰で消費者が、消費税の罠にハマる事になる可能性があるとRevenu Quebec1は注意しています。
何のこっちゃ?ってなりますよね。
ケベック州の消費税は、お肉、卵、パン、魚や乳製品など日常の必要品には消費税がかかりません。
でも、ここの落とし穴があるそうです。
アイスクリームを例に使います。
500mmlの容器以上に入っている場合は、主食と見做されて課税対象外になります。
このShrinkflationのせいで、473mmlの容器に入っていると、個別のサービング量と見做され消費税課税対象になってしまうんです。
同様に、6個入りのマフィンは非課税でも4個入りは課税対象になるそうです。
ケベック州の消費税は約15%2。
結構な金額が加算される事になり兼ねません。
Revenu Quebecは、家族用パックや6個入り以上など、サイズや入り個数をしっかりと確認して購入する事を勧めると言っているそうです。

本当にこの州って不親切よね・・・
CTVNews


Shrinkflation: Why are smaller products costing more in Quebec?
Shrinkflation at the grocery store – where a product’s size decreases but consumers are charged the same price – is nothing new, but what some shoppers may not …
コメント
コメント一覧 (1件)
うちの夫、キャラメルコーンは空気が増えたと言って憤慨してます。
個数によって課税・非課税が決まるのは本当に不親切ですね。
因みにメキシコは加工していない食料品・医薬品はVAT(16%)非課税です。