今日は、最近見終わったこのタイBL『Love Sea』について。
簡単な背景
人気ロマンス小説が、新作のインスピレーションを求めて南の島へ半強制的に追い出される。そこで出会うイケメンの男とのロマンスを描いたドラマ
作品基本情報
- Love Sea
- タイ/BL
- 2024年
- 全10話
- U-Next、FOD、iQIYIなどで視聴可能
あらすじ
主人公・Tongrakは、人気ロマンス作家。
けれど皮肉にも、恋愛を信じていない男。
新作のインスピレーションを得るため、タイ南部の島へ“ほぼ強制的”に送り出される。
そこで出会うのが、彼の世話役として雇われたMahasamut。
しかし、その「世話」には——ベッドでの行為まで含まれていた。
一緒に過ごすうちに、Mahasamutの真っ直ぐな想いがTongrakの心を少しずつ動かしていく。
愛を信じない男と、愛にすべてを賭ける男。
2人の恋がたどり着く先は――。
感想ブロック
最初に挫折した理由は、正直言ってTongrakの性格。
何でもお金で解決しようとするタイプって、どうも苦手なんです。見ていて「殴りたいほどムカつく(笑)」と思う瞬間も。
でも、視点を変えてMahasamutを中心に見始めてからは一気に印象が確かに変わりました。「彼みたいなパートナーがいたら良かった」と思えるほど、Mahasamutの愛情表現が純粋で温かい。
Mahasamutの“愛し方”が胸に響く
Mahasamutは、自分の愛を偽らず、嘘をつかない。
恋人を信じ、支え、癒やす。
そんな彼の姿に、見ているこちらまで癒やされていきます。
一緒に過ごすうちに広がる安堵感。そして、彼がいなくなったときに襲ってくる不安と空虚感。2人の間に流れる静かな葛藤と感情の波が、押し付けがましくなく胸に沁みました。
さいごに『Love Sea』は“じんわりと効く”タイBLドラマ
派手な展開ではなく、静かに心を揺さぶるタイプのBLドラマです。
恋愛に臆病な人や、過去の傷を抱えた人ほど響く作品かもしれません。最初は合わなくても、後半にかけて感情の波に飲み込まれていく感じが心地よい。
タイBLドラマの中でも、ゆったりとした時間を感じられる一本。『Love Sea』、気になる方はぜひチェックしてみてください。




総評
- 日本版を先に見た人は是非オリジナルも見てください。
(7)関連リンク
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