タイBL：『Only Friends』を見終わって、Top × Mew に心を持っていかれた話

2025年12月3日

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こんにちは、けび子( @musclelog.ca)です。

今日は、アテシの中でトップ3に入るタイBL『ONLY FRIENDS』についてサクッと書いてみたいと思います。

若者の恋愛・友情・欲望が全部ごちゃごちゃに渦巻くバンコクの大学周辺が舞台。
“仲良しグループ”の裏に隠れている感情のぶつかり合い、すれ違い、裏切り、依存、欲望。
ひとことで言えば、この作品は BLの形をしたリアル恋愛群像劇。
正しい選択なんて誰もできないし、正しくないことをしても誰も簡単に嫌いになれない。そんな人間の複雑をストレートに描いた作品です。

ℹ️ 作品基本情報

タイトル：Only Friends
国／ジャンル：タイ／BL・恋愛群像劇
放送年：2023年
話数：全12話
配信：GMMTV／YouTube（地域により視聴制限あり）

✒️ あらすじ

親友グループ内で、友情・恋愛・身体の関係が入り乱れる混沌の物語。

Mew、Top、Ray、Sand、Boston、Nick、それぞれが抱える“孤独”と“満たされない気持ち”が、思わぬ形で絡み合っていく。

ただのBLではなく、恋愛という名の弱さ・嫉妬・執着・後悔・やり直しがむき出しになる群像劇。

❤️ 感想

Top（Force）とMew (Book)――この二人が物語の軸

アテシは Force 推しというのもあって、どうしても最初から最後まで Top × Mew のラインを中心に観ちゃいうんですよ。

その点踏まえて、ご了承くださいませ。

Forceは、Topと言う典型的なプレイボーイ役。

Book演じるMewに惹かれ、彼のブレーボーイ人生にも終止符をと思いきや。。。

Forceの演技も良かったけど、脚本が良かったんだと思います。

ただの“チャラ男の地雷”で終わらなかったのはファンとしてはポイント高。

この役を演じていた彼からは、

後悔
罪悪感
でもMewを諦められない気持ち
信用を取り戻したい必死さ

全部、顔や声のトーンに出ていて、自然に「この人、ちゃんと変わろうとしてるんだ」と同情しちゃっていました。

Mewも理性的に見えて、Topの前では感情が揺れる。

Mewのひどい仕返し劇に耐え尽きる寸前で流すTopの涙。。。

好き過ぎて？二人とも“正しい選択”ができないところが、結構リアル。

Topの redemption（やり直し）が成立するかどうか見守るの、完全に沼。

Force 推しのアテシとしては、彼の迷いと成長を追うのが一番楽しかったは事実です。

Boston の存在が物語に深みを与えていた

Neoが演じたBostonは一見「嫌われ役」なんだけど、実は 物語の真実を暴く存在だったのかな。

時として恋愛はきれいごとなんかじゃないわけですよ。

欲望、嫉妬、孤独、全部むき出し。

それがNickだけでなく、TopとMewの物語にも大きく影響して泥沼化。

BostonもTopもプレーボーイの役所。

BostonもNickに惹かれるけど、1体1の恋愛関係に進めない。

そんなBostonがいるからこそ、Topがどれだけ変わったのか、どれだけ後悔しているのかが際立ったし、関係の脆さもリアルになったそんな気がします。

Bostonいなかったら、Only Friendsはここまで面白くならなかったかなとも思います。

Nick の“弱さと誠実さ”が胸に残る

Markが演じるNickはもう…見ててしんどかった・・・

好きになりたくない相手を好きになってしまった人の痛み を全部引き受けてた。

Bostonとの関係は幸せになれる保証がゼロなのに、それでも惹かれてしまった以上自分の感情には逆らえない感じがリアル。

Nickが選んだ道は絶対傷つくの分かっている道。

でもさー、人って本当にああいうことしちゃうのよね…と同感してしまう、同情してしまうものがあったけど見ていてしんどかったわ。

全員が“正しさより感情が勝つ”世界

Only Friendsって、全員、自分の弱さ・欲望・孤独だったり感情からストレートに行動できる若者軍団。

ストーリーのあちこちで、「いや…分かるけどさ…」ってなるのはおじさんになった証拠かな〜(笑)

TopとMewはやり直せたし、Rayは依存から抜けられず、Sandは優しさが苦しさにもなるし、BostonとNickはお互いに傷を作り合ってしまう。

この混沌こそがきっとOnly Friendsの魅力なんですよー。

⭐️ 総評

点数：★★★★★（Top × Mew沼補正で満点）
アテシが特に良かった点：
- 　ForceのTopが“弱さと本気さ”を自然に演じてた
- 　Topのやり直しがちゃんとドラマとして成立してた
- 　BostonとNickが物語を複雑にしていて面白い
- 　誰も正しくないし、誰も悪くない構造が刺さった
おすすめしたい人：
- 　ドロッとした関係性が好きな人
- 　キャラの心理を読み解くのが好きな人
- 　“正しい恋愛”より“リアルな恋愛”を見たい人
- 　Force（Top）推し、または落ちる準備がある人