極寒のケベックで凍傷に警戒を – 身体と心を守るために知っておくべきこと

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こんにちは、けび子( @musclelog.ca)です。

今週末、ケベック州全体が今季最強の寒波に覆われると予報が出ています。

環境カナダによると、モントリオールでも風が加わると体感気温は氷点下35〜40℃に達する見込みだそうです。

お隣の、ニュー・ブランズウィックでは-30〜-37℃が予想されています。

このレベルの寒さでは、わずかな時間屋外にいるだけでも凍傷や低体温症に陥る危険があります。

子どもの頃、冬になると毎年、手足の霜焼けやアカギレに悩まされたアテシにとっては、とても他人事じゃない。

成人してからは霜焼けこそ無くなったものの、乾燥によるアカギレは今でも悩みの種。

寝る前にオロナインを手足に塗ってやり過ごす日々です。

目次

凍傷とは何か

凍傷は、皮膚や皮下組織が凍結して血流が遮断されることで起こる深刻な怪我です。

ケベック州政府の健康ガイドによれば、凍傷は耳や鼻、頬、指先、つま先など、体の末端部分に多く発生し、皮膚がしびれてチクチクする感覚、赤みのあとに白く蝋のような外観になるなどが初期症状だとされています。

症状が進行すると皮膚が冷たく硬くなり、治療が遅れると組織が死んで切断に至ることもあります。

風が強いほど体感温度が下がり、凍傷までの時間が短くなるで注意が必要です。

政府が示す風寒指数と危険度の目安では、風寒指数が−28〜−39℃だと外気にさらされた皮膚が10〜30分で凍り始め、−40〜−47℃では5〜10分、−48〜−54℃では2〜5分で凍結します。

−55℃以下になると、わずか2分以内に凍傷が起こる非常に危険な状態です。

今週末予想されている体感気温はまさにこの“危険”ゾーンであり、十分な注意・備えが必要です。

凍傷の応急処置と注意点

ケベック州に住んでいる場合、万が一凍傷が疑われる場合はすぐにInfo‑Santé(811)に連絡し、専門家の指示を仰ぎましょう。

救助を待つ間は以下のような対策が推奨されています:

  • 屋内や車内など風を避けられる場所に入り、冷気から身体を守る。
  • 濡れた衣服や靴下は脱ぎ、乾いた毛布などで体を温める。
  • 凍傷と思われる部位をぬるい水(触って心地よい温度)でゆっくり温める。お湯は使わず、こすったりマッサージしたりしない。
  • 温め始めると痛みや焼けるような感覚が出ることがあるが、冷水や氷で冷やしたりせず、必要であればアロエジェルなど保湿クリームを塗って痛みを和らげる。
  • お酒やタバコは体温を下げ、凍傷や低体温症を悪化させるため避ける。

症状がひどい場合には速やかに医療機関へ。

早期に対応すれば回復の見込みが高まります。

低体温症と持病の悪化

凍傷と同じく恐ろしいのが低体温症ですね。

体の中心部の温度が35℃を下回ると、筋肉の震えや言語不明瞭、意識混濁などが起こり、放置すれば命に関わります。

さらに冷気は既存の疾患を悪化させると言われています。

ケベック州の保健当局は、寒さは喘息や慢性気管支炎、肺気腫などの呼吸器疾患を悪化させるだけでなく、狭心症や過去に心臓発作や脳卒中を経験した人の症状を悪化させるとしています。

特に乳幼児や65歳以上の高齢者、屋外労働者、慢性疾患を持つ人、精神疾患を抱える人、暖房設備の整っていない家に住む人やホームレスの方々はリスクが高いので十分な配慮が必要です。

寒さから身を守るための工夫

寒冷対策の基本は「備え」と「重ね着」です。

ケベック州政府は以下のような対策を推奨しています:

  • 住まいの準備:冬になる前に暖房設備を点検し、室温を19℃以上に保つ。外気が入る隙間はしっかりと塞ぎ、発電機やストーブを使う場合は換気を確保する。
  • 服装:外出時は帽子や耳当て、マフラーで頭や首元を覆い、手袋や厚手の靴下で指先と足先を守る。衣類は何層にも重ね、外側は防風・防水素材を選び、内側には保温性の高い素材を使用する。汗をかいて濡れたらこまめに着替え、服が湿った状態で放置しない。
  • 屋外での行動:長時間屋外に留まらず、定期的に温かい場所に入って休憩する。活動的に動くことで血流を保ちつつ、雪かきなど激しい運動は負担が大きいので控えめに。
  • 装備品:車移動の際は、充電済みの携帯電話や飲料水、食料、毛布、スコップ、雪かきブラシや常備薬などを携行しておく。
  • 生活習慣:喫煙や飲酒は体温を低下させるため避ける。活動中に汗をかいたら内側の服を一枚減らすなどして体を常に乾いた状態に保つ。コットン素材は汗を吸って乾きにくいため、肌着には速乾性のある合成繊維やウールを選ぶと良いでしょう。

ペットの健康も忘れずに

毛皮がある動物たちも冬の寒さには弱いので、寒波の間は屋内で過ごさせることが大切です。

モントリオールSPCAは次のようなアドバイスを行っています:

  • 気温が低い時は動物を屋外に放置しない。風寒効果により体感温度がさらに下がることに注意する。
  • 散歩の後は足を洗って塩や化学薬品を落とし、植物由来のバームを塗って肉球を保護する。必要であればフィット感の良いブーツを履かせ、血行を妨げないようサイズに注意する。
  • 被毛は定期的にブラッシングして清潔に保ち、短毛種にはセーターやコートを着せる。濡れた毛は保温性が低下するので完全に乾かしてから外に出す。
  • 屋外での活動時間を制限し、特に幼い動物や高齢・病気の動物は短時間の外出にとどめる。屋内ではお気に入りのおもちゃを隠して探させるなど、15分ほどの頭を使う遊びが散歩1時間分のエネルギー消費に相当するため、適度な室内遊びでストレスを発散させる。
  • 凍った池やプールに近づけないようにし、金属ポールやフェンスを舐めさせない。エンジンの温かさを求めて車の下に動物が入り込むことがあるので、エンジンをかける前にボンネットを叩いて安全を確認する。

アカギレとの付き合い方

幼い頃は毎年のように霜焼けに悩まされ、手足が腫れあがって痛痒かったのを覚えています。

学生時代のジョージア州では冬でも温暖で、霜焼けから解放されたのですが、ケベックに移り住んでからは乾燥によるアカギレが悩みの種です。

ローションをべたつくほど塗るのは性に合わず、寝る前にオロナインを薄く手足に塗るのがアテシなりのケア。

水を扱ったらすぐ手を拭く様にしたらり、外出時は手袋を欠かさないとか、日々小さな工夫を重ねています。

冬の間、手の甲がひび割れていると気分までダウンしてしまいます。

ストレスにならない様に出来るだけケアをする様に心がけています。

おわりに

極寒の中でも仕事や生活を続けなければならないアテシたち。

防寒対策と早めの対応が命を守る鍵です。

風寒指数が下がるほど凍傷のリスクが高まり、寒さは持病を悪化させることもあります。

重ね着で暖かさと乾燥を保ち、濡れたらすぐに着替え、無理をせず休憩を取りましょう。

万が一凍傷や低体温症が疑われる場合は迷わずInfo‑Santé(811)1に連絡しましょう。

そして家族の一員であるペットたちの安全も忘れない様に。

厳しい寒さの中でも心は温かく、健康に冬を乗り越えていきたいですね。


👉 今日の投稿はこちらの記事を基にしています。 | CTV News

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  1. ケベック州に住んでいる人だけ ↩︎
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