“Buy American”はどこへ?ICE、カナダから1,000万ドル分の装甲車購入

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こんにちは、けび子( @musclelog.ca)です。

カナダ製の装甲車、やっぱり欲しいんじゃん…とツッコミを入れたくなるニュースを読んだのでちょっと紹介。

アメリカの移民税関捜査局 ICE が、カナダ・オンタリオ州ブランプトンに本社を置く防衛メーカー Roshel から、装甲車「Senator」を20台まとめ買いする契約を結んだらしいんですよ。

調達記録によると、この契約額は約1,000万カナダドル。

約11億5,000万〜11億6,000万円相当ですよ!

ウクライナ戦争でも使われているほどの高耐久モデルで、銃弾や爆発にも耐えるタフな車両。

しかも、ICEは「Roshel だけが要求を満たし、30日以内に納入できる」として、単独指名(sole-source)での契約に踏み切ったんだって。

契約内容の一部は黒塗りの状態で11月26日に公開され、11月28日に正式に契約が成立。

トランプ政権が「アメリカ・ファースト」を掲げてカナダに貿易戦争を仕掛けている最中でも、必要なものはカナダから買うわけね。

筋が通ってないにも程がある。

しかもICEといえば、移民取り締まりで人権侵害の疑惑が常につきまとっている部署。

そんな彼らが、いそいそとカナダ製の装甲車を発注しているという構図が、もう皮肉の塊。

最後に一言だけ言わせて。

「関税、しっかり乗せたのかなぁー」🇨🇦💁🏻‍♂️✨


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