今回は、タイBL『We Are』を見終えた感想を書いてみたいと思います。
大学という“自分と向き合う場”で、友情も恋も勉強も友情もガチでやっちゃう男11人(公式には8人メイン)による群像劇。
『友達』という言葉だけじゃ収まらない、ふと芽生える恋心。
遊びにも振り切れない、でも真面目すぎてもいけない、そのあたりの曖昧地帯を舞台にしてるドラマ。
学科も違えば性格も違う、でも同じ大学に居るってだけで繋がってるっていう。
テンポが……長編(16話)ゆえにゆったりで「延々と続く」感じがちょっと残念。
他のリビューでは「安定したロマコメ」「群像としての安心感」って言われています。
ℹ️ 作品基本情報
- タイトル:We Are(คือเรารักกัน)
- 国/ジャンル:タイ/BLドラマ・ロマンチックコメディ
- 放送年:2024年(4月3日~7月17日)
- 話数:全16話
- 視聴プラットフォーム:GMM 25、QIYI ほか
✒️ あらすじ
大学に入った友達グループ11人(公式メイン8人)を中心に、勉強、恋、友情、そして自分探しの日々。
“友達”で居たはずの関係に、ふと芽生える「好き」。
それが恋か友だちか分からないまま、彼らは揺れて、ぶつかって、少しずつ進む。
❤️ 感想
正直「We Are」は、面白かったんだけど…長かった。
とにかく長かった。
16話って聞いた瞬間に嫌な予感したんだけど、案の定、学生たちの“焦らし地獄”に振り回されて、途中で何度かリタイアの気配がしたのよ。
それでも観たのは、キャストの魅力とカップルそれぞれの化学反応がちゃんと光ってたからかな。。。
Pond × Phuwin(青組)
この二人はもう、「分かりやすく好き同士なのに、どうしてそこまで素直にならないのよ?」って、何度ため息ついたことか。
惹かれ合ってるのバレバレ、周りも気付いてる、でも自分たちだけは認めない。
大学生ってこういう“不器用な引き延ばし”やりがちだけど、さすがにここまで来ると笑うしかなかった。
でも結局、可愛いから許すんだよね。なんか悔しい。
Winny × Satang(黄組)
ここは逆に安定してたかな。
Satangの「愛され後輩力」が尊すぎて、とりあえず画面が優しい。
Q先輩のツンデレ成長も良かったし、過去から繋がってる関係という「ちょい切な」設定が効いてたと思う。
このカップルが居るおかげで、作品全体の温度がだいぶ落ち着いた感あり。
Aou × Boom(灰組)
ファンの方ごめんなさい…アテシ、このカップルだけは正直しんどかった。
Aouの重めの溺愛…
あれはもう、愛というより執着寄りに見えたし、BoomはBoomでスンとしすぎてて、噛み合ってるのか謎。
ただ、BoomがPond兄という設定で本筋に絡んでくるから、「まあ入れざるを得なかったんだろうな…」ってのはわかるけど。。。
Marc × Poon(緑組)
Poonの天然さよ…。
彼って、あれはもう“キャラ”を通り越して“現象”なんじゃないかと思うくらい。
最後の最後にようやく辿り着く感じで、イラつきそうでいて、なぜか憎めない不思議枠。
まあ、Marcは頑張ったと思う。合掌。
友達組(JJ・Tee・Pepper)
この子たち最高だった。
主役カップルより空気読んでくれるし、Pepperの安定感が本当にありがたい。
群像劇の中で“潤滑油”をやれるメンツが揃ってるのって、作品としては大きいよね。
◆ 最終的に思ったこと
このストーリーで16話は、どう考えても長い。
ストーリーに大きな事件はないし、恋の進展もゆるゆるだから、耐えられない人は途中で絶対脱落するタイプのドラマ。
アテシ的には、途中でイラッとした回もあったけど、最終回まで行ったら「あぁ、見届けてよかったな」と思えた。
ただし二度見する気力は…ない。
1回でいい。胸いっぱい。
⭐️ 総評
- 点数:★★★☆☆(3/5)
- 長さ・構成のムラがあるけど、群像の空気・カップルごとの良さ・大学生ならではのリアルさがしっかりあって、好きだった。
- 誰におすすめ?
- 大学生〜20代前半の青春系BL好き/群像劇で複数カップルを楽しみたい人/焦らし耐性ありな人。
- 続編や関連作期待:
- この作品は群像劇だからスピンオフが向いてる。例えば「この友達グループの2人のエピソードだけ深掘り」とか、見てみたくなる。



コメント