今日、6月24日は『ケベックの日 Fête Nationale du Québec』と言う祝日です。
基本的に全ての公共機関がお休みになります。
由来
洗礼者聖ヨハネの祝日、すなわち夏至祭は、フランスの旧体制時代には非常に人気のあった行事であり、ケベック州だけじゃなくて、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、エストニア、スペイン、ラトビア、アイルランド、リトアニアなど、いくつかの国で今でも宗教的な祝日として祝われています。
ケベック州には、この洗礼者聖ヨハネの降誕の伝統的な祝日を祝うフランス人が持ち込んだと言われています。
ケベック州の祝日
ケベック州では、1977年に州の祝日として正式に決められたそうです。
州で数少ない有給の祝日です。
ケベックの日の論争
本当にくだらないんですが・・・
仏語に固執するケベック州政治家。
せっかくの『ケベック州の日』って祝日なのに、祝祭やイベントでは仏語だけの使用を法律で義務付けています。
国際的に有名なアーティストなども、仏語の曲がなければ招待出来ないと言う状態に。
これも、移民が増えた、多くの人種が入り乱れるカナダ。
そして、ケベック州
仏語じゃないアーティストのイベント参加や原住民のが自分たちの言葉でラップをしたりと、祝祭の仏語色が薄くなり始めたって政治家が言い出したのがきっかけ。
その他にも、2017年のパレードでは、白人が山車に乗って当時人気だった曲のパフォーマンスをし、ベージュ色の服を着た黒人青年が山車を押していたのが、人種差別的で奴隷制を象徴するって解釈されて問題になったことも。
さいごに
祝日が政治に使われるってどうよ。
しかもね、こうやって政治に使われている祝日だけに、州民もこの祝日の本当に意味を知らない人が多いんです。

え〜、知らないの?
Saint-Jean Baptisteってケベックで有名な人なんだぞ
とか言う人もいるんですから🤭
まぁ〜、アテシはどうでも良いんですよ。
お休みだから。


コメント
コメント一覧 (2件)
度々政府によるフランス語への無駄な政策の話が登場しますけど、本当にくだらないですね。
因みに私が住むメキシコ、スペイン語と68の先住民言語が「同等に国家言語」と法律に書かれているそうです。結局カナダでフランス語を話す人の先祖だって、Nativeな住人の土地と文化を奪って来たわけですから、何言ってんの~って感じですね。
Giroさん、こんにちは〜❣️
コメントいつも感謝しています🙇
先住民の言葉も使用禁止する様な法律になっていて裁判で戦われております。
本当にくだらなすぎるところにお金使っていて、それより医療機関なんとかしろ💢って思っています。
週中日ですね、残りもお互い頑張りましょう💪