いつからだったか、肌では感じていたこと。

カナダがアメリカの方になって来ている
今朝読んだこんなニュースに鳥肌が立ちました。
Quebec terror plot: Far-right extremists ‘Canadianise’ U.S. rhetoric from guns to white identity
ケベックのテロ計画:極右過激派は、銃から白人のアイデンティティまで、米国のレトリックが「カナダ化」。
元々、民兵スタイルの極右運動はアメリカで進んでいたのが、とうとうカナダにも来たって感じがします。
専門家の話では2016年ころからこの動きがカナでも顕著に見え始めたんだとか。
つい最近、カナダ軍に所属している男4名がテロ計画に加担したとして逮捕されたことは、危険信号だと言われています。
特に、4名のうち2名は現役の軍人だという事実は軽視出来ません。
この手のグループが掲げる言葉って大概『white people are under attack.(白人は攻撃を受けている。)』ってメッセージ。
今回はさらにカナダ安全保障情報局の元情報アナリスト、ジェシカ・デイビス氏が次の様に述べています。
現代カナダの歴史において、テロ事件で確認された武器の量は、これまでで断然最大規模だ。
移民へ悪意を持ち、無条件で白人じゃない人たちに対し差別行為やいやがらせ行為がカナダでも増えて来ている原因だと思います。
国境南の国が、堂々とこう言った差別行為が問題ないと言わんばかりの政策や言動に、こう言った過激集団へ緑信号を与えている様に感じ取れます。
カナダ軍内でも今回の逮捕を機に、今後の対策方針を真剣に考えないとですが、実態をしっかり把握出来ていないと、良い政策なんて作れない。
人権・プライバシーの観点から考えても、軍人とは言えどこまで個人的なことを聞いてイイのか。
カナダが、効果的な戦略を策定するために、軍における過激主義の程度をどうにかして測らなければならない時が来ていると思います。
本当にくわばらくわばら。
Quebec terror plot: Far-right extremists ‘Canadianize’ U.S. rhetoric from guns to white identity(英語)
コメント
コメント一覧 (2件)
先週メキシコシティーでも、外国人居住者(主に米国人)が家賃を釣り上げているという理由で、大きなデモがあったようです。米国嫌いの夫はざまあみろって感じだったので、「私も外国人ですけど~」って言ったところです。
世界中でこのような流れが出てくると、移民組の私達が取るべきスタンスに迷いが出ますよね。
今週も頑張りました。お疲れさまでした。さっ、週末です。
Giroさん、こんにちは〜❣️
今日もコメント有難うございます🙇
納得出来る様な理由はあるにしても人ってやっぱり『雰囲気』に流されてします。それを流された状態にするのは良くない。
日本が2重国籍容認していないので、アテシみたいにカナダ国籍の人間に『出ていけ』って言われても・・・🤷♂️
それよりアメリカ人の夫くん身の狭い思いしているかと思えばどうどうとアメリカ人で恥ずかしい。申し訳ないと言い回っております。
(それもどうかとね・・・😮💨)