老後にもう一度“クローゼット”に戻るなんて──ケベックの養老施設とLGBTQ+シニアの現実

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こんにちは、けび子( @musclelog.ca)です。

正直、このニュースを読んで胸が少しギュッとしちゃいました。

ケベック州で、LGBTQ+の高齢者が安心して暮らせる養老施設を増やすための取り組みが始まっているという話。

主導しているのは、Émergence Foundation。

目標は、1万人の施設スタッフに対して、LGBTQ+シニアへの理解と配慮を学ぶトレーニングを行うことだそうです。

すでに、ケベック州内の公立・私立あわせて3,000人以上のスタッフが研修を受けているそうです。

「配慮」って、実はすごく基本的なこと

トレーナーのジュリアン・ルジェリさんが言っていたのが印象的で、特別なことをするわけじゃないとのこと。

たとえば

  • パートナーについて聞くときに、最初から「奥さん」「旦那さん」と決めつけない
  • 家族構成や人生の話を、相手の言葉を待ちながら聞く

こういう、ごく基本的な配慮が「ここにいても大丈夫かも」という安心感につながるらしい。

逆に言えば、それがない場所では、人は黙るしかなくなる

4人に1人が「隠している」

2025年に行われたLégerの調査では、ケベック州の養老施設に住むLGBTQ+当事者の4人に1人が、

性的指向や性自認を
スタッフや他の入居者に隠している

と答えたそうです。

これ、数字として見ると冷静だけど、実際はかなりしんどい話だと思う。

明日は我が身

若い頃、「カミングアウトするかどうか」「どこまで自分を出していいか」散々悩んできた人も多いはず。

それなのに──

老後、養老施設に入って、またクローゼットに戻らなきゃいけないかもしれない

それって、正直、ちょっと悲しいと思いませんか?

年を取ったからこそ、もう隠さず、もう説明せず、静かに自分の人生として生きてもいいと思うんです。

小さな変化が、居場所を作る

今回の取り組みがいいなと思ったのは、「理想論」じゃなくて、現場で使える小さなツールを渡しているところ。

誰かを特別扱いするためじゃなく、「誰もが、無理をしなくていい空気」を作るため。

老後って、体が弱くなるだけじゃなく、心も不安定になりやすし孤独になりがちだとも言われています。

だからこそ、「安心して“自分のままでいられる場所」があるかどうかは、想像以上に大事なんだと思います。

明日は我が身。

だからこの話、他人事には思えません。


👉 この記事はこちらの記事を基にしています。| CTV News

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 週単位でこんな調査が進んで、既に動きがあるというのは進んでいるなと思います。

    当事者としては既に慣れている事なのですが、これジワジワ削られるんですよね。しかも一旦その重石から解放されて、終の棲家でまた同じ思いをするのは勘弁ですね。

    • Giroさん、こんにちは〜❣️
      今日もコメント有難うございます🙏

      仰る通り。
      明日は我が身。
      ウチらがお世話になるまでに世の中が少しでも優しくなっています様に願っています。

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